今日も朝から雨が降り、なんとなくまったりな気分で1日がスタート。
午前中は原稿の執筆や気学に関する資料を作成し、午後からは名古屋のお客様からの鑑定依頼がありSkypeでの面談でした。
今回で3回目となり、久しぶりにお会いしたせいか最初はなんとなく緊張気味なご様子。
私はお客様とお会いする前にその日の方位盤を事前にチェックします。
それはなぜかと言うと…
日の方位盤(日盤)に各本命星の悩み事が現れているからです。
(ご相談日の日盤)九紫火星、丁亥日
(本命星が五黄土星)20代の女性
方位盤では北に五黄土星が廻っていますが、この場合は「北の事象」に関係するお悩みと、反対に位置する「南の事象…争い、離別など」に関することです。
北は「冷え、子供、妊娠、夫婦生活」などの意味があります。
「どうされましたか?今一番気になることは、なんでもおっしゃってくださいね。」
最初はご主人のお仕事に関することでしたが、ご相談者さまの本当の悩みは最初に言わないのが長い鑑定経験から感じています。
そして、言わくても気づいて欲しい、当てて欲しいという思いがあるようです。
北の関連のキーワードをチョットと言うと悩みの核心が出てきます。
「今、妊娠しているかとか、お子様のことで気になっていることがあるのでは?」
すると、ハッとして
「結婚して1年になるが子供ができる気配がない。。。」
やはり、核心は夫婦のことや妊娠に関する悩みでした。
静かに耳を傾けて聴いてあげると、みるみると表情や声にハリが出てきました。
コーチング的にいうと「傾聴」です。
気学をコーチングに活用する
傾聴は相手の現状や目的、行動したいことを共有することで信頼関係を築くことができます。
大切なことは、相手が伝えようとしていることを、たとえ自分に興味がない内容でも親身になって積極的な姿勢で耳を傾け聞かせてもらうことです。
また、直感的に相手の心の奥底にあるものを聴き取ることを意識します。
特に女性は話す、聴いてもらえることで心がスッーと軽くなる性質がありますね。
女性の立場からすると妊娠に関することは親子や夫、友人でもなかなか人には言えないこと…きっと、モヤモヤしていたのでしょう。
この方の運勢をみるとお子様には恵まれやすい体質ですが、ご主人の方にチョット弱点があるのでお二人で病院に行って相談した方が良いとアドバイスしました。
とてもお元気になってスッキリした感じです。
方位盤は吉方位だけではなく、人の持って生まれた運勢や未来も教えてくれます。
そして、吉方位は弱点の部分も補ってもくれるのです
暦に記載されている「九星と干支」に興味を持ってくれると嬉しいですね。