2020年、全世界がマスク不足になり日本も例外ではありません。
さらに、一番大事な医療現場でさえもマスクがなく大変な思いをしているのを見て心が痛みます。
医療関係者の方には日頃からお世話になっており、心から感謝しております。
今は本当に大変な状況かと思いますが、ご自身を大切にこの時期を乗り越えていただきたいと思う気持ちでいっぱいです。
また、この危険で大変状況の中、人々の生活を維持するためにお仕事されて方にも感謝とお礼を申し上げます。
そんな大変な今、マスクが欲しくても手に入らない、生産しても追いつかないと、困っている人がかなり多いです。
おそらく、このような状況はまだまだ1〜2年以上は続くような気がします。
なんとかこの困難な状況を乗り越えるために自分なりに考えた対策があるので、困っている方への少しでも参考になってもらえればと思い、このブログを書くことにしました。
マスクを使用する目的
私はこの感染症が流行するかなり前からマスクを毎日愛用している「マスクマニア」
マスクを毎日使用する目的は
1、就寝時の口腔乾燥防止
2、風邪やインフルエンザ予防
3、花粉症やホコリ対策
この3点のためです。
ここから、私独自のマスク使用方法や自己対策方法をお伝えしますが、あくまでも個人的な経験をもとにした内容なので、自己責任のもとで参考にしていただくことをお願いいたします…m(_ _)m
そして、少しでもこの情報がお役に立っていただければ幸いです。
就寝時の口腔乾燥防止
寝ている時は、自然と口が開き唾液が減少して乾燥するため朝起きると、のどがカラカラで痛くなりその後、何回も咽頭炎になる経験をしてきました。
また、口が乾くことで歯にも悪影響(歯周病など)があることを知り、歯が命の私は「なんとかそれを防止する方法がないか?」と、自分なりに考えたのが
「ガーゼマスクを水でぬらし、かけて寝る」
ことが良いと思い、この方法を10年ほど続けています。
「えっ!?マスクを水に濡らして、かけて寝るなんて窒息しないの?」
と、聞かれますが息苦しくなったことは一度もありません。
無意識にずらして、鼻から下にマスクが移動し鼻呼吸ができているので口だけかけている状態なっています。
心配な場合は最初から鼻から下に濡れマスクをしてもいいと思います。
また、3時間くらいで濡れマスクが乾くため、必ず「濡れガーゼマスク2枚」を予備に枕もとにおき、乾燥したら交換しています。
(寝ていてもマスクが乾燥すると自然と目がさめるので)
この方法を10年実践してからほとんど風邪や咽頭炎になることがなくなりました!
使い捨ての不織布プリーツマスクも試したこともありますが、特に就寝時はやっぱり水分がないと口腔が乾燥するので濡れマスクにこだわっています。
また、空気が乾燥する季節は加湿器も枕もとにおいてダブルで乾燥防止をしています。
風邪やインフルエンザ予防
毎年、冬に流行するインフルエンザ
私も一度だけ、2007年にインフルエンザにかかり高熱で頭が割れるのではないかいうほど大変な思いをしました。
おそらく感染場所は、とある冬のイベント祭りで大勢の人が集まり、交通機関も混雑していたため、その時の会場か移動で感染したと思います。
それ以降、もう二度とインフルエンザにかかりたくないと思い、外出時は必ず使い捨てマスクを使用することに。
また、春の季節は花粉やホコリも多く、さらに臭い(人の体臭やタバコ)などにも敏感なためマスクは常日頃から大事な必需品です。
そんな中、2020年1月に中国でのニュースをみて、この新型感染症でマスクの在庫がなくなる!と、いち早く察して、洗濯できるガーゼマスク数枚と使い捨てマスクも2箱ほど購入したのです。
その後、2月下旬には案の定、店頭からマスクは姿を消しました…。
それで、予測しました。
このマスク不足の状況は2021年、いやもっと長期間続くのではないか?
「使い捨て」マスクとはいえ大事なもの。
なくなれば大変です!!
もうしばらく、手に入らないかも!
いろいろ考えた結果、ガーゼマスク同様、洗濯して再利用できるかも?と思い、試行錯誤しながら実験したところ、大きな損傷や破れもなく再利用できることに成功しました!
ただし、この方法はあくまでも不足による緊急事態の対処で、マスクの本当の意味での効果はなく、私としては
「顔を手で触ることを防ぐ」「マスクがないよりはどんな型でもあれば良い」という意味で再利用しています。
そのことをふまえて、私が実践したお洗濯の過程をご紹介いたしますね。
マスクお洗濯の手順
使用済みマスクを水と除菌洗濯洗剤を薄めた容器かバケツに浸けます。
できれば、フタ付きのものがベスト。
(写真は味のりが入っていた容器を再利用〜フタもあり)
不織布プリーツマスクは裏地付きランドリーネット(デリケート用)に入れて、洗濯機の回転ダメージを受けないようにする。
綿100%ガーゼマスクは薄手ランドリーネットでもOK。
洗濯時はタオル類と一緒に洗うか、マスク単独または手洗いがベストです。
洗濯終了後はシワが目立つので「清潔なテーブル、台」「清潔な手」で全体を伸ばします。
この時点でシワがあっても乾燥後は、それほど気にならない感じです。
伸ばし終わったら高いところに「マスク専用ピンチハンガー」に単独で乾燥するまで触れないように注意しながら干します。
他の洗濯物と一緒に干すと、触れる可能性があるため単独にします。
乾燥後はできれば使い捨て手袋などを使用して、きれいに洗浄したボックスに収納します。
もし、ちょうど良いサイズのボックスがなければフリーザーパックなども応急的に良いかと思います。
ここで気をつけるのは取り出す時に直接手を入れず、トングか割りばしなどで1枚ずつ清潔に配慮しながら取り出します。
私はこのようにマスク不足の自己対策をして生産が通常に戻るまで乗り切っていこうと考えています。
4月下旬頃になると国から布ガーゼマスクが配布され、感染予防では期待が薄いかもしれませんが「素手で顔を触らない」だけでもかなり予防になると思います。
いろいろな情報番組やネットをみると、とにかく感染は「首から上〜口、鼻、目」から侵入しています。
特に女性は髪や顔に手を持っていく習慣があるように見えるので、私自身もかなり意識して外出先では髪や顔を触らないようにしています。
また、暖かい季節になっても手袋をつけて食料品などの買い物に行きます。
でも、やはり1番の感染対策は極力「人と会わない、近寄らない、家から出ない」ことなので、もうしばらく娯楽やレジャーは我慢することを心がけていくつもりです。
どんな状況、環境でも生かされていることに感謝
今のこの状況は世間一般的には大変だと言っている人が多いですが、自分なりには
「まだまだ、恵まれている環境」
だと、思っています。
以前、読んだことがある「アンネの日記」で、主人公のである子どものアンネ・フランクが2年間の隠れ家生活の中で、物音ひとつたてることも許されず、つねに命の危険におびやかされながらも、未来に希望を持って明るく生きようとする姿勢が本当にすばらしいと感じました。
読んだことがない方はこの機会に読んでみてはいかがでしょうか。
その時のアンネ・フランクの環境からみても、今のこの自宅待機、ステイホーム(Stay Home)は、食べるものあり、ネット環境もあり、宅配システムも充実しているのですから本当に恵まれた環境です。
また、私自身はこの感染症は「自然の摂理」によるものだと考えています。
自然界において、人間には天敵がほとんど存在しません。
地球は生きていて、この存在をバランスよく保つ(中庸)ために、なんらかの自然現象を起こしているのではないかと。
さまざまな天災も含め、この感染症も実は地球からの悲鳴、メッセージのような気がします。
今回のこの状況下で驚きの情報が入ってきました。
それは
「温室効果ガスが世界的に激減している」
なんと、皮肉なことに中国だけで25%も減少しているそうです!
私はそのことについては専門家ではないので、これ以上は詳しく述べることはできませんが、素人考えで
「地球は自分を守ろうと必死になっている」
と感じます。
今回のこの世界的な感染症は「おごり高ぶった人間への警鐘」なのかもしれませんね。
それでも、地球が存在する限り人間は頂点に位置する生物。
今回のことをきっかけに世界中の人々が改めて「地球という素晴らしい環境の中で生かされている」という謙虚な気持ちで未来を生きていくことを願っております。